去年の秋に滋賀県の信楽で行なわれた陶器まつりに行きました。
その時に購入した器の記事はこちらです。
買い物以外にも色々と観光したので、今更ですがレポートしたいと思います!
しがらき焼 宗陶苑
日本最大規模ののぼり窯が見学できるということで朝一番に伺いました!
この日は窯焚きをしていなかったので、窯の中の様子なども見ることができました。
坂を登っていくように窯が並んでいます。一番前の窯がこちらです。
お店の方はいらっしゃらなくて、自由に見学することができました。
穴から中を覗くと、年季の入った台が重なって置いてありました。
ここに陶器を並べて焼くのだと思われます。
さりげなくハッピとホウキのように束められた木が置いてありました。
スカーレットで見たあの火まつりのハッピと道具でしょうか?!
のぼり窯の説明が書かれた看板が設置されていました。
もとは江戸時代から続く製法なんですねえ。
薪の灰が変化をもたらす「灰被り」が信楽焼の最大の魅力と書かれてありました。
窯に詰めて焼いて出して、メンテナンスをして、何十日もかかる作業なんだなあと改めて知りました。
窯の横に穴がありました。ここから薪を入れるのかな?
穴の上に黒い煤がついているので、きっとここからすごく煙が出るんだろうなあと思います。
階段を登りながら、上の方にある窯も見学することができました。
器も少し残っているようです。
窯の外に出ました。
宗陶苑さんの敷地はとても広くて、あちこちにこのような陶器が並べてありました。在庫品でしょうか。
みんな道の方を見てる。。これだけ狸が並んでいると少し怖いです(笑)
お店にはかなりの商品が並んでいました。お値段もお手頃な陶器が多かったです!
信楽焼窯元 山文製陶所
スカーレットで喜美子が働いていた「丸熊陶業」のロケ地である山文製陶所さんにも立ち寄りました。
喜美ちゃんが八さんと出会った職場です。
初めて訪れたのに懐かしいような気持ちになりました。
ドラマで何度も出てきた場所なので、ファンとしては感無量です!!!
お店も併設されていて、小さいサイズの火鉢や信楽の作家さんの陶器も販売されていました。
余談ですが、夫の実家には火鉢があります。20年ほど前までは使用していたようです。
今も作られているということは、まだ現役で使われているご家庭もあるんでしょうね。
谷寛窯 ギャラリー・陶ほうざん
山文製陶所さんからすぐそばに、谷寛窯さんの穴窯の展示がありました。
三代目の当主が研究して信楽焼原点の穴窯を作った、ということが書かれていました。
喜美ちゃんのように試行錯誤された方が実際にいらっしゃったんですね!
一階はスカーレット を彷彿とさせる時代ものの展示物が並んでいました。
こちらには重油窯があったそうですが、今はギャラリーになっていました。
登り窯のあと昭和35年頃から重油窯へ、48年のオイルショック後は生産性が高いトンネル窯や大気汚染の少ないガス窯が開発され、移行されたそうです。
信楽焼の歴史を知ることができました。
重油窯の中に、伝統的な灰被りの信楽焼作品が展示されていました。
スカーレットの時代の火鉢だそうです。
この深い藍色は「海鼠釉」という釉薬だとか。
以前、信楽で傘立てを購入したのですが、もしかするとこの紺色も「海鼠釉」なのかな?
谷寛窯さんの2階はたくさんの信楽焼の作品が販売されていました!
こちらでは猫の置き物を購入しました。
他にもおしゃれな陶器がたくさんあり、とても迷いましたが、この後まだ他のお店も回る予定だったので我慢しました、、!
また訪れた際には色々とお買い物したいです!
奥田忠左衛門窯 信楽陶芸村
少し移動しまして、信楽陶芸村へ。
こちらでは陶芸教室も開催されているようでした。
この日は体験しなかったのですが、次回は子供たちにやらせてあげたいなと思っています。
その間に、私はゆっくり買い物をするという魂胆です。。
こちらにものぼり窯が展示されていました。
そして、おしゃれなのぼり窯カフェもありました!
私は入ってみたかったけど、家族は興味が無さそうだったので断念しました(泣)
天下一品 上朝宮店
ランチのお店を探したのですが、やっぱり陶器まつりの日だったのでどこもいっぱいでした。
ラーメンなら回転が早いかも?ということで、天下一品へ。
それでも30分ぐらい待ちました。
店内は広くて、とても落ち着く雰囲気です!
古民家のお店なので、海外の方にも喜ばれそうな雰囲気です。
座敷なので、小さいお子さんがいるご家族連れにもいいですね。
お店の片隅に、信楽焼が展示されていました。
私は普通のこってりラーメンを食べましたが、安定の美味しさでした!
この後、スカーレットの展示場も見に行ったのですが、長くなりましたのでそこはまた別の記事に書こうと思います。