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アイノとアルヴァ 二人のアアルト(兵庫県立美術館)に行きました

アイノとアルヴァ 二人のアアルト

神戸にある兵庫県立美術館にて開催中の「アイノとアルヴァ 二人のアアルト」展を見に行きました。
北欧アルテックの家具やテキスタイル、イッタラのベース。
それらを生み出したアアルト夫妻は、建築デザイナーでもいらっしゃったんですねえ。
生活のあらゆるものをデザインされていらっしゃったというのは驚きでした!

アイノとアルヴァ 二人のアアルト
兵庫県立美術館

兵庫県立美術館の入り口にある看板は、展示会のたびに変わるので楽しみにしています。
毎回フォトスポットのように私以外の皆さんも撮影されていらっしゃいました。

アイノとアルヴァ 二人のアアルト
座ってもOKでした

会場に入ると、座るのも写真を撮るのもOKなスペースがありました。
アルテックさんの椅子なんて高価できっとなかなか座れる機会はないと思うので、一人で行ったけれど人目に触れないようにササっと座ってみました(笑)。
幸い、予約制で人が少なかったので、誰も周りにおらず恥ずかしくはなかったです・・・。

アイノとアルヴァ 二人のアアルト
いよいよ会場へ!

1階にロッカーがあり、そこで荷物を入れる時に気づいたのですが、なんと兵庫県立美術館はリュックは禁止でした!
売店は上の階にあるので、お財布は持ってないといけないのですよね。
次に行く時は忘れないように小さいショルダーバックも持参しようと思います。

エレベーターで上がり会場へ。
こちらの美術館に来るたびに、この開放感ある眺めも素敵だなーと思っています。
ちなみに、安藤忠雄さんの設計だそうです。

今回の美術展では、建築の設計図や模型などもたくさん展示されていて、建築を学ぶ学生さんなどはとても勉強になるのだろうなあと思いました。

アアルトの家具を使ったお部屋の展示がいくつかありまして、そちらはブログに掲載OKということでしたのでご紹介させていただきます。

アイノとアルヴァ 二人のアアルト
明るい色調の子供部屋

こちらはお子さん向けの家具ですね。
スカイブルーのカーペットにエメラルドグリーンの棚の組み合わせがとてもポップで可愛らしい!
机は用途によって配置を変えたり、重ねることができそうだなと思いました。

アイノとアルヴァ 二人のアアルト
在宅勤務に良さそう^^

お二人が企画された「最小限住宅展」を再現した展示です。
よく見るとシェルフも曲木が使われていました。
スチールの椅子もぽこぽこしてかわいい。肘置きがないので、場所を取らずに座りやすそうです。
ソファは小柄な日本人の私が見てもかなり小さく感じました。

アイノとアルヴァ 二人のアアルト
ダイニングテーブル

ダイニングのセットもやっぱりコンパクト。
チェアの色がお揃いではなく少しづつ違っていて、おしゃれだなあーと思いました。
椅子が5つなので5人家族を想定しているのかな。

アイノとアルヴァ 二人のアアルト
ミニチュアのおうちのよう

枠で区切られた部屋の中にベッドなどの家具が並んでいました。
シンプルでミニマムで合理的。

アイノとアルヴァ 二人のアアルト
曲木の技法は「L – レッグ」

曲木の技術で加工されたパーツ。職人さんの手によって、量産されていくムービーも展示されていました。
この機械でギュッと曲げるようです。
日本にも曲木の家具は見かけますが、作り方は同じなんでしょうか?

アイノとアルヴァ 二人のアアルト
L – レッグ

机だけじゃなくチェストやワゴンの足もよく見ると曲木になっているんですねえ。

アイノとアルヴァ 二人のアアルト
保育園のベッド

保育園で小さいお子さんが寝るベッド。なんてかわいいんでしょう!
日本はお布団を並べてお昼寝していますが、こんな小さいベットを並べていたんですねえ。
広いお部屋なのかな?
大きい方のベッドには4人ぐらいのお子さんがくっついてスヤスヤ眠っている姿が目に浮かびます。

アイノとアルヴァ 二人のアアルト
豪華なリビング

ゼブラ柄のアームチェアとペンダイトライトがとても高級感があります。
モロッコ風のラグは今も流行っていますよねえ!

アイノとアルヴァ 二人のアアルト
中華料理屋さんの机のよう

丸いダイニングテーブルの上に丸いトレー?が。一見、おしゃれな中華料理家さんのテーブルみたいです。

アイノとアルヴァ 二人のアアルト
イッタラのベース(花瓶)

左の木枠は、なんと花瓶の型だそうです!
イッタラのベースは、木型にガラスを流し込んで一つ一つ作られている、ということでしょうか。
そのような作り方だとは、想像もしておりませんでした。

アイノとアルヴァ 二人のアアルト
ファブリックのサンプルも

私はソーイングが好きで、アルテックと言えばファブリック、という印象が強いです。
シンプルな図案は他の北欧ブランドのような派手さはないけれど、普遍的で飽きのこないデザインだなと思います。

アイノとアルヴァ 二人のアアルト
アアルトご夫妻とお子さんの写真

白黒で撮影されたホームビデオも展示されていたのですが、小さいお子さんたちの仕草がとっても可愛らしくて、幸せなご家族の姿が眩しいほどでした。
このお子さんたちがのちにインタビューされている動画も閲覧できたのですが、おふたりともとっても優しそうで素敵なおじいちゃん、おばあちゃんになっておられて、こちらも笑顔になってしまいました。

この時代の日本だと、子育てしながら職業を全うしている女性って少なかったんじゃないかなあと思うんですよね。
男女関係なく学んで働くことができたお国柄もあるのかもしれませんが、アイノさんの数々の作品、本当に尊敬いたします。もちろん、アルヴァさんも。

今回の展覧会では、ご夫婦ともに、信念を持って、生活に根付いたデザインを追求されていたところに改めて気づかされ、感動いたしました。

アイノとアルヴァ 二人のアアルト
ガチャガチャは売り切れ!

アルテックの家具がガチャガチャになって売られていると聞いていたので楽しみにしていたのですが、残念ながら売り切れでした!
もしゲットできたら子どものおままごとで活躍できるかな、と思っていたので残念です。^^

アイノとアルヴァ 二人のアアルト
兵庫県立美術館

開催は2021.8.29まで。予約制です。

編集:アルヴァ・アアルト財団, 編集:ギャラリー エー クワッド, 著:ニーナ・ストリッツラー=レヴァイン, 著:ウッラ・キンヌネン, 著:皆川明, 著:安東美穂子, 著:パトリック・フレミング, 著:白川裕信, 著:岡部三知代, 翻訳:宇井久仁子
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兵庫県立美術館

〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1

https://www.artm.pref.hyogo.jp