少し前になりますが、兵庫県の福知山市にある福知山城に行ってまいりました。
明智光秀が城主だったお城です。
きっと、去年の大河ドラマ「麒麟がくる」が放映されていた頃は観光客で賑わっておられたのではないでしょうか。
このご時世もあるのか、混雑することなくゆったりと見学することができました。

看板によりますと、明治で廃城になった後に残った本丸を下に、昭和61年に再建されたそうです。
なので、こちらのお城は実際に明智光秀がいた建物ではないんですね。
鉄筋コンクリート製の立派なお城です。

福知山城には専用の無料駐車場がありました!空きがあったので止めることができました。
無料駐車場からお城まで、ひたすら坂道を登るので、かなり高いところにあります。
石垣が多く必要だったからでしょうか。石仏や石臼、灯籠などの石が転用されているそうです。
無造作に置かれている石は、ほとんどがお墓の一部やお地蔵さんのように見えました。

石垣は当時のままのようです。

銅門(あかがねもん)番所は後にこの場所に移築されたそうです。
警備担当のお侍さんがここで待機されていたのでしょうか。

天守閣にある鯱鉾を再現したものだそうです。
かなりの大きさです!

大きな井戸がありまして、覗けるようになっていたのですが、深すぎて底は全く見えませんでした。

深さが50mもあるそうです。それだけ技術力が高かった、ということが書かれていました。
当時は網もないだろうし、この井戸を使うのは相当怖かったんじゃないかなと思いました。
続いて城の中の写真です。
中は展示場のようにとても綺麗な施設ですし、階段も急ではないので、小さいお子さん連れでも大丈夫かと思います。

リアルなマネキンが座っていてびっくりしました。
お殿様は明智光秀でしょうか?
当時の様子がわかるような書物もたくさん展示されていました。
夏休みの自由研究にも良さそうです!
トドが近くの海に上がったそうで、模写した絵が描かれていました。
兵庫県の日本海に野生のトドがいたんですねえ。驚きました。

この明智光秀は、ゲームかアニメのキャラクターでしょうか。
外には同じ絵の顔出し看板もありました。

お城らしく鎧なども展示されていました。
実際に戦いで使われたものかどうかはわかりませんが、間近で見るとやはり鬼気迫るものがあります。

天守閣に登って見た景色です。
かなり高くて眺めはとても良かったです。

福知山市では観光しなかったのですが、自然も多くて住みやすそうなところだなと思いました。
城のそばには、小さいですがお土産を売っているお店もありました。
また、駐車場近辺にて、ランチができそうなカフェのようなお店もいくつかお見受けしました。
宿泊は湯村温泉へ
そしてこの日は、このまま湯村温泉に行きました。
前回もブログに書いた旅館「井づつや」さんに毎年宿泊しています。
今年は自粛ムードで遠くへの旅行ができないので、2回お邪魔しました。
とても料理が美味しくて良い温泉なので、こちらのお宿もおすすめです!