凪ぐ暮らし

ミナ ペルホネン/皆川明 つづく展に行きました

ミナ ペルホネン つづく展 兵庫県立美術館

兵庫県立美術館にて開催されているミナ ペルホネンの展覧会「つづく」展を見に行きました!
大好きな皆川明さんの世界を満喫させていただきました。

チケットは事前に予約しました

コロナの影響で開始が遅れたのですが、チケットは事前予約制になり、会期も2020年7月3日—11月8日と延長になりました。
行ける日が日曜しかなかったのですが、午後ならちゃんと予約が取れて安心しました。
事前にローソンで支払いとチケット交換が必要だったのですが、当日は並ぶことなくスムーズに入場できましたし混雑もなかったので、逆に予約制で良かったです。

<雲>テキスタイルのクッション

ミナ ペルホネン つづく展 兵庫県立美術館
クッションが約330個

入り口の壁一面に、ミナ ペルホネンのテキスタイルでできたクッションが敷き詰められていました。
クッションは一つあたり50平方cm、約330個飾られていたそうです。
圧巻の風景を背景に、たくさんの方が記念撮影をされていました。

<森>洋服の森

ミナ ペルホネン つづく展 兵庫県立美術館
25年分のドレスが390体

1995年から2020年までのお洋服がランダムに飾られていました。
25年の間に流行りのファッションは移り変わっていたと思うのですが、年代の差を感じさせない、ミナ ペルホネンの一貫した世界観と普遍性を改めて感じました。
雑誌で見たことのあるテキスタイルのドレスも身近で見ることができて、ワクワクした気持ちになりました。

<芽>テキスタイルのためのデザイン

ミナ ペルホネン つづく展 兵庫県立美術館
原画が壁一面に飾られていました

このエリアでは、貴重なテキスタイルのデザイン画を見ることができました。
画材も鉛筆や絵の具、中には貼り絵など、多彩な方法で作られているのがわかります。
パソコンを使って原画を作成されることは、もしかするとミナ ペルホネンでは無いのかな?
それが生地の温かみやオリジナリティに繋がるのかなと思いました。

hana yuki 2014-15

ミナ ペルホネンが作ったレオパード柄、よく見るとなんと木の実でできています!
思わずくすっと笑ってしまいそうになる、本当にかわいらしいアイデアだなと思います。

ミナ ペルホネン つづく展 兵庫県立美術館
forest parade 2005

草木や鳥のモチーフに編まれたレース。何年も前に雑誌で拝見して素敵だなあと強く印象に残っていました。
ドレスから垂れ下がっているように縫い付けられていましたが、広げるとまた雰囲気が違って素敵です。
手書きのデザイン画では糸の目も細かく描かれていて、それが織り目に再現されていました。

ミナ ペルホネン つづく展 兵庫県立美術館
surplus 2003-04

切り絵の残りの紙を組み合わせて作られたデザインなので、「まかない」という名前をつけられたそうです。
鉛筆書きで細かく指示が書かれてありました。
こちらは田中 景子さんのデザインです。

ミナ ペルホネン つづく展 兵庫県立美術館
soda water 2001

原画に貼り付けられた丸い紙に矢印が書かれてあります。
矢印はそれぞれ好きな方向を指しているのですが、これが布の織り目になっています。
写真では分かりにくいかもしれませんが、水色の織り目がそれぞれランダムになっています。
素人ながらにどうやったらこんな布が作れるのだろう?と不思議になるデザインです。

<根>皆川さんの個人創作

ミナ ペルホネンのお洋服以外で皆川さんが創作された絵画などもたくさん拝見することができました。

ミナ ペルホネン つづく展 兵庫県立美術館
朝日新聞コラム「日曜に想う」挿絵

朝日新聞のコラムの挿画が、毎週日曜日に掲載されているそうです。
小さな紙にペンや鉛筆で書き込まれていました。
抽象的な幾何学模様もあれば、コラムの内容を示唆しているような人物のイラストまで。
皆川さんはどういう想いで書かれたのかなあと想像しながら1枚づつ拝見しました。
女性や母娘の絵が多かった印象です。

ミナ ペルホネン つづく展 兵庫県立美術館
日本経済新聞連載小説「森へ行きましょう」挿絵

馬や鳥などの動物のモチーフが多く、どのような小説なのか興味が湧きました。
色鉛筆でうっすら塗られていて、ダークな雰囲気と可愛らしさが共存しているような、不思議なトーンのイラストでした。

ミナ ペルホネン つづく展 兵庫県立美術館
絵本「はいくないきもの」

谷川俊太郎さんが詩を書かれ、皆川さんが絵を描かれた絵本「はいくないきもの」の原画も飾られていました。
紙ではなく、透明なアクリルのパネルにアクリルガッシュで描かれていました。
谷川さんの揺れる詩とともに立体的に並べられ、絵が浮き出ているようで、とても素敵な展示だなと思いました。

ミナ ペルホネン つづく展 兵庫県立美術館
大きな壁画

鳥の絵も含め、大きな絵も何点か飾られていました。

<種>アイデアと試み

ミナ ペルホネン つづく展 兵庫県立美術館
消しゴムはんこのよう

こちらの種のフロアの天井はミナ ペルホネンのテキスタイル「ジェリービーンズ」が広がっていました。
ショーケースの写真を撮ると、ガラスに水玉模様が浮かび上がりました。

ミナ ペルホネン つづく展 兵庫県立美術館
型紙が配置されていました

私も趣味で洋裁をするので、この展示はとても感動しました。
ミナ ペルホネンのお洋服の形はとってもスタンダードでシンプルなイメージですが、よく見るとダーツが入っていたりパーツも多くてとても凝っているんだなあと改めて感じます。

ミナ ペルホネン つづく展 兵庫県立美術館
出来上がったジャケットが飾られていました

見頃をよく見るときちんと柄が揃っていて、当たり前ですが流石だなあと惚れ惚れいたしました。
ハギレもブローチやパッチワークなどに、上手に利用されているのかなと思います。

ミナ ペルホネン つづく展 兵庫県立美術館
皆川さんが構想されたシェルハウス

巻貝のような形のシェルハウス。皆川さんが構想された宿のプロトタイプが展示されていました。
こちらの写真ではわかりにくいかもしれませんが、台所の上はロフトのようになっていて、ベッドが配置されています。
食器やリネン類もミナ ペルホネンのものなのかな?
そんな素敵な宿ができたならば、一生に一度は泊まってみたいですね!

また、工場で布を作ったり、縫製をされている方などの映像がたくさん放映されていました。
それぞれの分野の職人さんたちが、とても丁寧に細かい作業をされていました。
洋服って、こんなに沢山の人の手を得て作られているのですね。

他にも、皆川さんのアイデアの素のようなメモなど、興味深い展示がたくさんありました。
私は本業がWebデザイナーなのですが、皆川さんの「デザイン」への姿勢を拝見し、自分自身の仕事についても振り返って考える機会になりました。

兵庫県立美術館へのアクセス

兵庫県立美術館は、JR灘駅か阪神岩屋駅から徒歩10分程度の場所にあります。
どちらかというと阪神の方が近いので、大阪方面から向かう方は阪神の方が楽かもしれません。(特急電車もJRより阪神の方が空いています。)
阪急の方は最寄駅の王子公園からでもかなり遠いので覚悟が必要です。

兵庫県立美術館

〒651-0073
兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1−1

https://mina-tsuzuku.jp

グッズも購入しましたが、長くなりましたので別の記事で紹介させていただきます!

図録はネットでも購入可能

展示会のカタログは事前に書店やネットで購入することができるようです。
もし表紙のデザインを選びたい!という方は、当日会場で購入されるのが良いかと思います。会場限定のデザインもかわいいですよ。


“ミナ ペルホネン/皆川明 つづく展に行きました” への2件のフィードバック

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