10年前に購入した日立製のドラム式洗濯機がとうとう壊れてしまいました。
順調に故障することなく使い続けていたのですが、気がつくと床が少し濡れている…。
そっと洗濯機の底を触ると濡れていました。
洗濯機の水漏れは、配管掃除をすると治ることがあるとネットで見たので試してみましたが特に汚れておらず、水漏れも改善しない。寿命だと思い、買い替えることに。
同じくドラム式洗濯機で探しましたが、相場価格は25万円〜35万円!
我が家は洗濯機の乾燥機能をあまり使わず、雨の日も部屋干しか浴室暖房で乾かしているので、いっそのこと縦型に戻すことにしました。
機能や値段などリサーチして、パナソニック縦型洗濯機NA-FA10H3に買い替えました。
使い勝手などをレビューします。
- ドラム式ではなく縦型洗濯機の購入を検討されている方
- パナソニックの縦型洗濯機の使い勝手を知りたい方
縦型洗濯機をパナソニックに決めた理由
電気屋にリサーチに行きまして、洗濯機はパナソニック・日立・東芝・シャープが人気だとわかりました。
できるだけ光熱費(水道代・電気代)が安い洗濯機が欲しかったので、10kg程度のスペックの各メーカーの数値を調べてみました。
標準使用水量(約) | 消費電力量(約) | |
パナソニック NA-FA10H3 | 110L | 60Wh |
日立 BW-V100K | 103L | 53Wh |
東芝 AW-10VP4 | 119L | 81Wh |
シャープ ES-SW10J | 102L | 98Wh |
どれも正直そこまで大きな差はありませんでしたが、総じて日立のコスパが良さそうでした!
日立は最初に高濃度洗剤液で洗い、その後大流量で洗うので、洗浄力が高そう。パソコンで調べた限りでは日立が第一候補に。
東芝は、ウルトラファインバブル洗浄と抗菌水いうことで機能に惹かれましたが、光熱費は4メーカーの中では高め。
シャープは穴なし槽で節水なのがポイントのようです。でも槽の外側はどうやって掃除するんだろう?と疑問に。
パナソニックは泡洗浄とエコナビで、やはり洗浄力が良さそうです。でも他のメーカーに比べるとお値段が少し高めかも?
店舗で実物を見たところ、パナソニックは色や高級感があり、一番デザインが気に入りました!
それに、日立の洗剤トレイは、何故か洗剤と柔軟剤の2箇所しかない!
我が家では用途や天気によって洗剤をよく使い分けるのですが、粉の洗濯石鹸と液状の酸素系漂白剤を同時に使用することがよくあります。そういう時にはどうするんだろう?と疑問が残りました。
洗剤トレイ自体も、パナソニックの方がしっかりしていて壊れにくそうです。
値段は日立よりパナソニックの方が5,000円程度お高め。でも許容範囲内だと感じました。
また、店員さんに聞いたのですが、「自動槽洗浄」の機能を使用する場合、パナソニックはすすぎ後の水を再利用するのに対し、日立は水道水を利用するとのこと。それなら水道代のコスパ的にはパナソニックも日立も正直あまり変わらないかも?と感じました。
やっぱり毎日使う生活家電はネットだけの情報ではなく、実物を見て、店員さんに話を聞くのは大切ですね!
パナソニック縦型洗濯機 NA-FA10H3の良かった点
ドラム式より匂い落ちがいい!
ドラム式を使っていたときは、夫の洗濯物の汗の匂いが残ることがあるのが悩みでした。
酸素系漂白剤や、粉末洗剤、柔軟剤やクエン酸など、効果の高い商品を探して色々と試しましたし、すすぎは必ず2回。
天日干しでの殺菌も意識して干し方にも気をつけていました。
初めてパナソニックの縦型洗濯機で洗った時、匂い残りが減って感動しました!
泡洗浄は汚れに効いてそう!
洗濯を始めると、最初のうちは泡になった水が流れてきます。この泡水が繊維の奥まで届くそうです。
水量が増えると、そのうちに泡は潰れてしまいますが、汚れに効いてくれたらいいなあと思います!
水量が8種類と多いので、節水効果が期待できそう!
いつもおまかせコースで洗濯するのですが、洗濯物の量に応じて水量を自動的に図ってもらえます。
操作パネルでは、高・中・低・少量の4パターンなのですが、実際には63L・55L・51L・48L・40L・35L・29L・22Lの8種類あります。(コースによって水量は異なるようです)
日立 BW-V100Kの場合は68L、62L、38L、22Lの4種類です。
我が家での洗濯は51L・55Lと表示されることが多いので、日立の洗濯機でしたら少し水量が多かったかもしれません。
すすぎの水を再利用した自動槽洗浄が便利!
初期設定ではオフになっていますが、自動槽洗浄をオンにすると、脱水の前に槽の外側を洗浄してくれます。
ばしゃばしゃと少し大きな音がしますが、短時間なので気になりません。
それに、すすぎの水を再利用するので、コスパもいいのが助かります!
セーターはまとめて「おうちクリーニング」
冬はセーターをよく着るので、ドラム式洗濯機を使用していた時は2枚ごとに手洗いをしていました。
時間もかかるし手も冷たいです。
縦型洗濯機NA-FA10H3では、「おしゃれ着」コースと「おうちクリーニング」コースがありました。
「おしゃれ着」コースはどちらかというと普段使いで通常よりは傷みにくい、「おうちクリーニング」は手洗い表示の洗濯が対象ということです。
手洗い表示のセーターは「おうちクリーニング」コースで洗濯するようにしました。
脱水は1分で設定されていますが、薄手のセーターはシワが残ったので、ソフト脱水の方が良さそうに感じました。
ちなみに、セーターの重さの目安は約300gとのことで、3.2kgの場合は水量55L、1.8kgの場合は水量48L、0.4kgの場合は水量35Lが目安と説明書に書いてありました。
シャンパンゴールドが高級感あり!
家電は白が好きなのですが、縦型洗濯機NA-FA10H3はシャンパンゴールドのみでした。
でも高級感もありつつナチュラルな色味が気にいりました。
我が家の洗面台は白い壁にベージュ系の扉なので、ピッタリでした!
蓋が透明で中が見える!
メーカーによっては、蓋が不透明で中が見えない洗濯機もありました。
縦型洗濯機NA-FA10H3の蓋は一部が透明なので中が見えます。綺麗に洗われているか、つい覗いてしまいます!
操作パネルが上にあるので、槽が近く取り出しやすい
他のメーカーの縦型洗濯機ですと操作パネルが槽の下にあるのですが、縦型洗濯機NA-FA10H3の操作パネルは上にあります。
そのため、槽が手前にあるので中の洗濯物を取り出しやすいように感じます。
ビッグサークル投入口ということで、槽が大きいのがポイントのようですが、実際には日立とあまり大きさ的には変わらないように感じました。
パナソニック縦型洗濯機 NA-FA10H3の注意点
一度に洗うフリースは3〜4枚程度が良さそう
我が家では家族の冬用パジャマはほとんどがフリース素材なので、5〜6枚程度洗う場合があります。
ドラム式の時には全く気にしていなかったのですが、縦型洗濯機NA-FA10H3ではフリースは3〜4枚程度にと説明書に書いてありました。
でも分けて何度も洗うのは面倒なので、一度で洗うようにしています。
かさばるもの・水に浮きやすいものは一番下に
一度、脱水の際に片寄りが生じて、すすぎが3回行われてしまいました。
それからは、フリースやネットに入れた服、下着などの小さいもの、浮きそうな素材の服は必ず最初に洗濯機に入れることにしています。
その上にタオルなどを被せ、できるだけ均一な高さになるように調整して、最後はふわっと抑えるようにしています。
ドラム式の時にはなんにも考えずに放り込んでいましたが、縦型洗濯機NA-FA10H3にしてからは入れ方に気を配るようになりました。
ふとんや電気毛布などを洗うときは別売りの洗濯キャップが必要
ドラム式でふとんを洗うときにはネットに入れて洗っていましたが、縦型洗濯機NA-FA10H3では別売りの洗濯キャップが必要だそうです。
もし洗濯キャップなしで洗って故障した場合は保証の対象外だとか…。
シーズンが変わるタイミングで洗えるふとんは洗って片付けるので、購入したいと思います。
糸くずフィルターは毎回お掃除
ドラム式の時には、そんなにフィルターにゴミがたまらなかったので、ランプがついてから掃除するようにしていました。
縦型洗濯機NA-FA10H3にしてからは、繊維ゴミが結構出ます。どこから出てるんだろう…黒いので、やっぱりフリースからかなあ?と思います。
やっぱり生地が痛むのはドラム式より早いかもしれません。
容器に工夫されていて、手で触らなくてもゴミを集めてかきだすことができるようになっています。
ですが、私は普通に手で摘んで毎日捨てるようにしています。
洗濯物によっては絡まりやすい
通常の洗濯では最後にからみほぐし機能により自動的に絡みを取るので、絡まずにスッと取りだせる場合もありますが、洗濯物が多い日は絡んでいることもあります。
なので、取り出す時には勢いよく引っ張らないように注意しています。
掃除しやすいように「ふんばるマン」を購入
我が家の洗面所は木製のフローリングで、しかも洗濯パンがありません。
水漏れしてしまったら床が腐りそうで怖いなと思い、かさあげ台を設置し、その上にドラム式洗濯機を置いていました。
10年使用した結果、本当に故障で少量ですが水漏れが発生してしまいました。
もし床に直接置いていたら、気が付かなかったかもしれません。
今回も同じかさあげ台を利用しようと思っていたのですが、なんと黒いゴムの部分が床に色移りしてしまっていました〜!ショック!
ちなみに、古い洗濯機を運び、新しい洗濯機を設置していただく2分程の間に慌てて掃除しましたが、色落ちを落とすことはできませんでした。
新しい洗濯機を設置後も、露出しているところは洗剤で拭いたり消しゴムで消したりしましたが、全く取れませんでした。
新しいかさ上げ台は、白いゴムの「ふんばるマン」にしました。
こちらは色移りしないことを期待します!
まとめ
ドラム式洗濯機から縦型洗濯機に変えて、とっても快適に洗濯しています。
なんといっても匂い落ちが良くなったことが最高です!やっぱり洗濯機は洗浄力ですね!
それにドラム式洗濯機の1/2〜1/3の価格で購入できたのも助かりました。
電気屋さんを4店舗回って一番安いお店で購入したのですが、5年保証を付けてもらえたのもラッキーでした。
この先10年ぐらいは壊れずに動いてほしいなあと願っております。