滋賀県大津市にある三井寺(園城寺)まで、お花見に行ってきました。
満開を少し過ぎたタイミングでしたが、広大な敷地にはさまざまな種類の桜が咲いていて、まだまだ見応え十分でした!
三井寺(園城寺)とは
三井寺は天台寺門宗の総本山で、日本の四箇大寺(東大寺・興福寺・延暦寺・園城寺)の一つと呼ばれる歴史のあるお寺だそうです。
長い歴史の中で焼失したようですが、豊臣氏や徳川氏が再興し、多くの国宝や重要文化財が残されているそうです。
京阪三井寺駅から疏水を見ながら向かいました
駐車場が混んでいるかなと思いまして、少し離れた駐車場に停めて歩いて向かいました。
途中、京阪三井駅の前を通りかかったのですが、珍しく路面電車が走っていました。
三井寺に向かう道沿いに、京都から琵琶湖へつながる疏水が流れていました。
疏水の両岸には桜が咲き誇っていて、お散歩しながらお花見を満喫できました。
重要文化財 大門(仁王門)をくぐって三井寺へ
やはりお花見シーズン。
お寺の中はたくさんの人で賑わっていましたが、午前中の早い時間に伺ったので、並ぶことなくスムーズに参拝することができました。
料金を支払った後は、山登りのような道を進みます。歩きやすいスニーカーを履いて行って正解でした。
ベビーカーや車椅子の方は移動が厳しいと思いますのでご注意ください!
展望台からは琵琶湖が見えました
階段を登ると展望台から景色を楽しむことができました。
遠くに海のように大きな琵琶湖が見えます。娘に、あれは海じゃないよ、と説明すると驚いていました。
大津の街並みも一望でき、とても綺麗でした。
鐘桜の鐘を鳴らしました
大きな塔があり、中に入ると鐘が吊り下がっていました。
こちらの鐘桜の鐘は自由に鳴らすことができます。
かなり高い場所にたくさん千手札が貼ってあったのですが、どうやって登ったのでしょう?
観月舞台は予約制で入れず
観月舞台が特別公開されていましたが、予約制とのことで残念ながら入ることはできませんでした。
舞台に桜が映り込んで、とても綺麗な写真が撮れるそうです。
三井寺の御朱印は数が豊富です
三井寺にあるお寺のあちこちで御朱印をいただくことができます。
案内図を見ると、スタンプラリーのようですねえ!
御朱印集めが趣味の方は、きっとコレクションが充実されるのではないでしょうか。
「るろうに剣心」のロケ地にもなった三重塔
とっても立派な三重塔がありました。こちらも重要文化財に指定されています。
三重塔の付近では、映画「るろうに剣心」のロケ地にもなったそうです。
三井寺では、他にもさまざまなドラマや映画のロケ地になっており、ロケ場所に看板が立っていました。
お経が保存されている一切経蔵
変わった構造の塔がありました。
小さい箱状の入れ物が、整理されて並んでいます。
最初、もしかすると納骨堂?と思ってしまったのですが、こちらにはお経が入っているそうです。
こちらの一切経蔵も重要文化財だとか。
色鮮やかな孔雀がいました
どういうわけか、檻の中に孔雀が何匹かいました。
色が綺麗な雄が羽を広げる姿を見たかったのですが、ほとんど動かずじっとしていました。
鳴き声が意外と大きくてカラスのようでした。
小さいお子さんが必死で話しかけているのが微笑ましかったです。動物園でもあまり見かけませんもんねえ。
弁慶さんの釣鐘がおさめられた霊鐘堂
こちらの鐘、弁慶さんが比叡山に吊り上げたけれど、鐘が「帰りたい」と言うので怒って投げ捨てた「弁慶の引き摺り鐘」という伝説があるそうです。
霊鐘堂という名前からも、不思議なパワーを持った釣鐘としてと祀られていたのかなと想像します。
こちらも重要文化財でした。
三井の晩鐘の鐘をつくのは有料なので断念
こちらの鐘もつけるかな?と思ったら有料だったのでやめておきました 笑。
誰かが突いた鐘の音を聞いて満足しましたが、あまりできない経験なので、子どもにやらせてあげれば良かったかも?
最後に国宝の金堂を拝みました
金堂は国宝に指定されているだけあって、三井寺の寺院の中でもとても大きく立派なお堂でした。
こちらは中に入ることができまして、指定された通路を歩いて回りました。
歴史のある仏像がたくさん展示されていましたよ。
三井寺の桜
満開を少し過ぎたタイミングだったので、ソメイヨシノはもう葉桜が始まっていました。
写真のような、柳桜に似た桜がよく咲いていました。
とにかくお寺のあちこちに桜が咲いているので、毎年この季節はとっても賑わうだろうなあと思います。
まとめ
三井寺へは初めての訪問でしたが、とっても見応えがあるお寺でした。
お花見だけじゃなく、紅葉の季節も綺麗だろうと想像します。
また機会がありましたら、その時には鐘を打ってみたいです!